新たな決意として

文具

今日、1通の封書が届きました。

宛名も中身も手書きでした。

「5月に妻が亡くなりましたので、サブスクの解約をお願いします」

旦那様からのご依頼でした。

お客さまのお名前から

文具のサブスクをスタートさせた最初の号から

ずっとサブスクを買ってくださっている方でした。

通常、サブスクのお申し込みがあった場合、

自動返信メールに任せていました。

そして、キャンセル(解約)のご連絡があった方には

処理が完了した旨のご連絡をメールでしていました。

今回、ご登録いただいているご連絡先(メール、電話番号)に連絡するわけにもいかず、

いただいた手紙に書かれていたご主人の携帯番号にかけさせていただきました。

まず、お悔やみをお伝えいたしました。

そして、不躾ながらもどうしても伺いたかったことがありまして

ご主人に丁寧に伺ってみることにいたしました。

それは・・・

「奥様、文具はどのくらいお好きでいらっしゃったんですか?」と

読者の方の中には「こんな時にそんなことを聞くなんて」

とおっしゃる方もおられるかもしれません。

もしそうだとしたらお許しください。

でも、どうしてもどうしても伺ってみたかったのです。

文具のサブスクは2021年4月からスタートしていますので、

今度届く予定だった今回キャンセル処理をさせていただいた7月号を入れると

28回目のご購入だったわけです。

他にも何人もずっと買ってくださっている方がまだ沢山おられます。

そう皆さまも私がセレクトさせていただいた文具が

毎月届くのですから

文具が沢山になっていらっしゃると思います。

ご主人からの返事は

「いや〜、本当に大好きだったんです。

だから、毎月届くのをすごく楽しみにしていたので

残念ですが、、、」

というお言葉を頂戴しました。

少し間が空いてしまいましたが、

「教えていただいてありがとうございます。

文具が大好きな方に文具を届けることで

皆さんに笑顔を届けようと頑張っているので、

亡くなられた奥様のためにも全うすることをお約束させていただきます」

そうお伝えさせていただきました。

そして、ここまでの感謝の気持ちを改めてお伝えいたしました。

これからもシッカリやっていきます。

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